加齢臭とBO

そもそも加齢臭ということば自体、まだまだ歴史が浅いようです。2001年に資生堂の研究員らによって高齢者の体臭の原因の1つが2ノネナールという化合物であることが発表された時に、その匂いが加齢臭と命名されたとのこと。まさに、言い得て妙のことばのように思えますが、英語にはこれにピッタリと来ることばがありません。確かにその通りなのですが、加齢臭も単に体臭の1種と考えられているのです。もちろん、アメリカ人も体臭、いわゆるBO(ボディー・オダー)は気にしますが、匂いに敏感な日本人とは比になりません。これは、日本人がきれい好きであることとも関係があるのではと思います。日本では、加齢臭が気になり始める40代、50代の働き盛りの男性をターゲットにした商品が数多く出回っているようですが、アメリカではその手の商品にもほとんどお目にかかりません。やはり、アメリカ人は良しも悪しきも匂いに対して寛容であるように思えます。日本人と比べると体臭の強い人種が多数共存していることも理由の1つでしょう。

匂いに敏感な日本人に+1 !

関連キーワード

関連ページ

加齢臭とBO
そもそも加齢臭ということば自体、まだまだ歴史が浅いようです。2001年に資生堂の研究員らによって高齢者の体臭の原因の1つが2ノネナールという化合物であることが発表された時に、その匂いが加齢臭と命名されたとのこと。まさに、言い得て妙のことばのように思えますが、英語にはこれにピッタリと来ることばがありません。確かにその通りなのですが、加齢臭も単に体臭の1種と考えられているのです。もちろん、アメリカ人も
遂に夫も加齢臭?
夫は一般に日本人と比べると体臭が強いとされる白人ですが、幸い昔から朝夕思い切り熱いシャワーを浴びないと気がすまない性格で、特別彼の体臭を感じたことなどはありませんでした。ところが1年ほど前、ある日ふと、夫が何とも嫌な匂いを放っていることに気付きました。何と表現すればいいのか分からないような不快な匂いで、汗臭さとは全く違うものです。すぐ口に出すのはちょっと気が引けたので「これが世に言う加齢臭なのかし
フィッシュ・オイルの仕業
私はすぐに、日本で各種出回っている加齢臭対策用のデオドラント・ソープなどを購入することを考えていました。一方、夫は、まず匂いの原因を突き止めようといろいろと調べていたようです。しばらくして、突然、「判った!」と大騒ぎするのでビックリ!何と、1月ほど前から友人に勧められて取りはじめたサプリメントのフィッシュ・オイルが悪臭の原因に違いないというのです。そう言われて、私もネット・サーチをしてみましたが、
自分では気付かないのが加齢臭?
加齢臭に関するサイトをいろいろ見てみると、よく自分では気が付かないから、どう対応していいかわからないというような話が出てきます。奥さんやお嬢さんから匂いを指摘されても、自分では気が付かないと、余計ストレスも溜まるのでしょう。夫のケースように、自分の身体にいつもと違う嫌な匂いがしていると自分自身で気付くことは、例えば、にんにくなどの香辛料のきついものを食べた後などにもよくあります。そういう場合は、何